2016年05月22日

《技あり》Windows7の全エディションをインストールできるDVDを作成する方法

【2016/05/22更新】
DVD-Rの代わりにUSBメモリを使う手順を追記しました。


筆者自身、最近から動画編集の作業をやるようになってきたため、高速CPUが搭載されたノートパソコンを中古で入手しました。

IMAG0628.jpg


DELL Latitude E6500です。とあるパソコン修理屋で25000円で入手いたしました。

このシリーズの中では最高峰のCPUや4GBメモリを搭載したこのノートパソコンには、Windows7 Ultimateがインストールされていました。しかし、中古で買ったその時に入っていたものは32bit版で、4GBメモリをフルに活用できないのが難点でした。

DELLのサイトからドライバも引っ張れるし、どうせなら64bit版を入れてフルにメモリを活用しながら動画編集をしたいと考えました。
しかし、筆者自身が持っているWindows7のインストールディスクは残念ながら「Home Premium」のアップグレード版。「Ultimate」ではありません。

しかし、そのインストールディスクを利用して、全エディションのインストールを可能にしてしまうやり方が存在します。今回はそのメモ書きです。

■概要


手持ちのWindows7 Home Premiumのディスクの内容をパソコン上で少し加工し、下記の全エディションのインストールを可能にするディスクを作成していきます。

  • Windows7 Starter
  • Windows7 Home Premium
  • Windows7 Professional
  • Windows7 Ultimate


  • ※海外向けにはWindows7 Home Basicというエディションも提供されているようですが、日本向けには存在いたしません。

    ■用意するもの


    Windows7のインストールディスク
    どのエディションのものでもOKです(日本向けに提供されているものに限る)。
    ここではWindows7 Home Premiumのディスクを使って解説いたします。

    ISOファイル作成ソフト
    インストールディスクの内容をパソコン上にごっそり読み込ませるために必要です。(ImgBurn、DVD Decrypter、Power2Goなど

    DVD-Rメディアと書き込みドライブ
    加工したものを1枚のDVD-Rに書き込むために必要です。

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    ■作業手順


    1.Windows7インストールディスクをパソコンに取り込む。
    2.ツールを使用して加工する。
    3.加工したものをDVD-Rに書き込む。


    1.Windows7インストールディスクをパソコンに取り込む。


    まずはWindows7 Home Premiumのインストールディスクを挿入し、インストールディスクの中身をそのままごっそりパソコンの中に取り込みます

    このインストールディスクを挿入する際には、「ビット数」に注意します。今回はDELL Latitude E6500に対して64bit版のWindows7 Ultimateをインストールしたいので、64bit版のインストールディスクを挿入します。
    ※もしも32bit版のWindows7をインストールしたい場合は、32bit版のインストールディスクを挿入します。

    64bit版Windows7 Home Premium
    64bit版Windows7 Home Premium


    挿入後はPower2Goなどを利用して、ディスクの内容をISOファイル化して保存します。
    ※ISOファイル→CDやDVDの内容をファイル化したもの。

    ISOファイル作成中
    Power2Goでファイルを読み込んでいる様子。


    作られたISOファイル
    作られたISOファイル



    2.ツールを使用して加工する。


    先ほど作成されたWindows7 Home PremiumのDVDイメージ(ISO)ファイルの中には、EI.cfgというファイルが存在します。
    Windows7をインストールする際には、このEI.cfgというファイルを自動で確認し、Home Premiumエディションをインストールするのか、Professionalエディションをインストールするのかなどを制御しています。

    逆に、EI.cfgのファイルがない場合はどうなるかというと、インストールの際にどのエディションをインストールするかを選択する画面が出てくるようになります。
    この仕組みを応用すると、ISOファイルの中からEI.cfgを消すことで、インストールするエディションを自由に選択できるDVDイメージが作成できることになります

    そのEI.cfgをISOファイルの中から消すツールは、こちらからダウンロードできます。これを1度実行するだけで加工完了です。

    <使用方法>

    1.ダウンロードしたものを開くと、4つファイルが出てきます。ここでeicfg_remover.exeを実行します。
    isocreate3.png

    2.先ほど作成されたISOファイルをダブルクリックで選択します。
    isocreate4.png

    3.「ei.cfg removed.」と出たら成功です。
    isocreate5.png


    3.加工したものをDVD-Rに書き込む。


    ISOファイルの加工が完了したら、DVD-Rに書き込みます。
    先のPower2Goでも書込できますし、Windows7/8/8.1の環境で作業されていれば、Windowsイメージ書き込みツールを使用して書込することもできます。

    以上で作成そのものは完了です。あとはインストールを行うパソコンに挿入して作業を進めていくうちに、どのエディションをインストールするかの選択画面が出てきますので、そこでUltimateを選択するなどしていきます。

    ■DVD-Rの代わりにUSBメモリを活用する方法


    上記手順では、加工したISOファイルをDVD-Rに対して書き込みしていますが、代わりにUSBメモリを使う方法もあります。

    1.上記STEP1の手順で、Windows7のDVDを読み込ませてISOファイルを作成する。
    2.空のUSBメモリを接続する。(4GB以上の容量のものを推奨)
    3.Rufusを使用して、1のISOファイルをUSBメモリに書き込む。※
    4.EI.cfgをUSBメモリの中から手動で削除して完成。(USBメモリを開いたところにあるsourcesフォルダ内にそのファイルがあります)

    ※Rufusで書込する際は、下記の画像のとおりに設定してください。
    ※「ブートディスクを作る」にチェックを入れると「ISOイメージ」という項目を選択できます。その右側のボタンを押してから、1で作成したISOファイルを選択頂きます。

    Rufus.png


    ■こうして・・・


    こうして、Windows7 Ultimateのクリーンインストールを、DELL Latitude E6500に対して行うことが出来ました。電池パック裏に貼られていたCOAラベルからシリアルキーを確認・入力後、オンラインであっさりとアクティベーション成功しました。

    必要に応じてご活用ください。
    posted by アドミン at 17:07
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